今回は、グローバル人材紹介を利用して半導体・金属材料メーカー兼専門商社から内定をいただいた中国出身の外国人留学生Hさんにインタビューをしました！
Q、日本に留学しようと思ったのはなぜですか？
シンプルですが日本の文化が好きだったからです。子供の頃から日本のアニメが好きで、日本に興味を持ちました。現在も最新のアニメはほとんど見ています（笑）アニメが好きという点もあるのですが、高校生の時に日本での旅行がきっかけで、より日本で勉強したい・生活したいという憧れが高まり、将来機会があれば絶対に日本に留学しようと決意しました。
Q、日本語をどうやって勉強しましたか？
中国の大学に通っていたのですが、大学2年生から大学院は日本に進学したいと考えていたため、日本語を徐々に独学で勉強し始めました。日本語は「読み・書き・聞く・話す」の4つのスキルをまんべんなく勉強する必要があると考えていて、一つだけに特化してもうまくコミュニケーションが取れないと思い、様々な方法を用いて日本語の勉強をしていました。例えば読書を通じて文法を学び、ドラマを見て話し方や敬語などの表現の方法をインプットしたりしました。その後は実際に日本語を話せる方と会話をしてアウトプットをしていました。
Q、なぜ日本で働きたいと思いましたか？
一番の理由は日本で長く生活したいと考えているためです。その理由として、生活面に関しては日本人のマナーは非常に礼儀正しく、お店のサービスなども良さを感じていて、住みやすいと思いました。仕事面に関しては日本企業はやはり福利厚生が良く、長く働ける環境が整っていると考えたからです。
Q,「グローバル人材紹介サービス」を利用したきっかけを教えてください。
「グローバル人材紹介サービス」を利用したきっかけは（大学院での）研究室のメンバーからの紹介でした。研究室のメンバーは全員中国人留学生で、日本で働きたいと考えている方々は全員このサービスを使っていました。私はその中のメンバーから紹介を受けて利用をし始めました。
Q,「グローバル人材紹介サービス」を利用していかがでしたか？
きめ細かなサポートをいただいてとても助かりました。私もそうなのですが、留学生にとって日本の就職活動は勝手が分からず、一人で進めるのは難しいと思います。例えば履歴書のルールとしてカジュアルな服装の証明写真はNGなどがあり、こういった当たり前だと思う細かいルールを事前に教えていただけたことが、非常に助かったと思います。また、外国人留学生を積極的に採用している企業の情報も貰えてよかったと思います。一般的な企業では日本人と競争するため、どうしても日本語が比較されてしまいますが、語学力や柔軟性などの外国人留学生ならではのスキルを求めている企業を紹介してもらえ、企業を探す時間が大幅に短縮し、マッチしている企業に出会えたことが良いと思いました。
Q, 内定先の企業ではどのようなことをされる予定ですか？
内定となった企業は半導体や金属材料のメーカー兼商社で、私は営業職として入社をする予定です。中国企業との連携があるため、最初は日本国内の営業として市場の状況を把握し、
将来的には中国企業と直接やり取りを行う予定です。語学を活かして活躍していきたいと思います。
Q, 改めて就職活動を振り返ってみていかがでしたか？
大学院の研究の関係で就職活動はやや遅れ気味の11月からスタートとなりましたが、満足のいく就職活動であったと思います。IT・半導体関係の業界を見ていたのですが、時期的に求人数が少ない中、最終的には自分が入りたい半導体関係の企業に入社できたことは今でも嬉しく思っています。
Q,最後にこれから就職活動をする外国人留学生の方に伝えたいことはありますか？
できるだけ行動をしてください。例えば一つの業界だけに絞るのではなく、様々な業界・業種・職種に応募してみて、その中でやりたいことを決めていくこと、視野を広げることが大事だと思います。
また、決断を早くすることです。例えば母国に帰るのか、それとも日本に残って就活をするのかや、大学院に進学するかなど、早いタイミングで決めておかないと、時間だけが過ぎ、チャンスを逃す可能性があります。なのでできるだけ早く決めることが重要だと思います！行動と決断を意識して、就職活動を頑張ってください！
