【面接対策】よく聞かれる質問と面接官の意図

企業の質問にどのように答えたらいいのか戸惑ってしまい失敗するケースが多くありませんか?「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」、面接をうける時に、企業のことはもちろん、きちんと相手の質問の意図を理解しておく必要があります。今回は面接官の質問の意図について解釈しますね!

質問回答の3つの大切なポイント

① 事前準備は「自己理解」と「仕事理解」について取り組み、自分について話せるようにすることと、そして仕事の特徴も知るようにすることです。自分の強みと弱みを分析すること、好きなこと・嫌いなこと、頑張ることができるのはどんな時か、それは何に対してか、これらをエピソードベースで語れるようにしておきましょう。

②話の伝え方は聞き手がイメージできるように自ら具体的に話すことを意識しましょう。アピール部分は客観性がないと伝わりにくいので、成果などを数や比較を使って表現しましょう。また、志望企業のビジネスモデルやビジョンを確認してビジネス視点をもった伝え方を意識して伝えておきましょう。

③会話を意識することは一方的なスピーチではなく、相手の質問に応じて会話のキャッチボールを行うことを意識しましょう。質問を傾聴しながら、聞かれる質問に対して、しっかりと答えることが肝心です。相手の質問が聞き取れなかった場合は、恐れず質問を再確認

面接でよく聞かれる質問

●なぜ留学されたのですか?
●日本で働きたい理由は何ですか?
●あなたの会社選びの基準は何ですか?
●あなたの短所は何ですか?
●なぜ弊社で働きたいですか?
●働く上で活かせる強みは何ですか?
●学生時代に頑張ったことは何ですか?
●弊社は第一志望ですか?
●10年後のあなたはどうしていたいですか?
●日本で何年ぐらい働きたいですか?
●他社の選考状況を教えてください。
●最後に何か質問はありますか?

面接官の質問の意図を理解して相手に響く回答を考えましょう。下記いくつか例を挙げて説明しますね!

Q1:なぜ留学されたのですか?

●何か行動を起こすにあたって目的意識があるか
●その目的に向かってどのような計画を立て、行動を取ってきたか
●留学を通じて得られたものは何か

留学を決意した理由は人それぞれだと思いますが、その背景から目的意識や計画性、行動力が見られています。またそこでも企業へアピールすること、メリットになることは何かを意識して答えられると良いでしょう。

ポイント

思いつきと思われるような留学理由ではなく、目的意識をもった留学であったことを説明しましょう。また、努力した経験を具体的に言えるようにしてください。そこに自己PRか志望動機に結びつくことも意識しましょう。

Q2: あなたの会社選びの基準は何ですか?

●会社選びの真剣さの確認
●その後の会社への勤続の可能性確認
●キャリアプランを描けているか

目的をもって仕事を選んでいるかどうか、仕事に対する真剣さがあるかを判断されています。単なる興味関心ではなく、自分のキャリアに欠かせない経験だと感じているかどうかがわかることで、意欲をもって自社で長く勤めてくれそうかどうかの判断材料になります。

ポイント

業種や職種はバラバラでも大丈夫です。何かしらの共通点を見出してください。自分なりに軸を持ち、説得できる説明ができることが大切です。会社選びの軸を定めるには自己分析が良いでしょう。応募先との共通点がないかの説明を加えるようにしましょう。

Q3:あなたの短所は何ですか?

●自己理解が出来ているか
●どのように短所と向き合っているか
●入社後も困難に向き合えるか

短所のない人はいませんが、業務遂行する上で致命的でないかを確認しています。また、短所に向き合い、改善しようとする意欲があるかを見られます。自分の短所を客観的に理解する人は、入社も困難な課題に向き合って成長してくれそうだと面接官に好印象を与えられます。

ポイント

短所なしはNGです。自分の短所をしっかり理解して短所だけを回答するのではなく、短所を克服するための具体的な改善策を回答するようにしましょう。そうすると向上心をアピールでき評価が高まります。

Q4:他社の選考状況を教えてください。

●内定承諾するかどうかのチェック
●志望順位の把握
●企業選びの軸に一貫性があるか

選考状況をヒアリングすることで内定を出しても他社に行ってしまわないかを確認しています。また、企業選びの軸との一貫性がないと志望度が低い印象を与えてしまいます。採用担当は毎年新卒の採用数の目標がありますので、極力自社に対する志望度が高い方に内定を出したいという意向があります。

ポイント

現状を素直に伝えて大丈夫です。ただし、どういう理由で選んでいるかなどの軸は伝えられるように準備しましょう。また必ず志望意欲を添えて伝えておきましょう。

Q5: 10年後のあなたはどうしていたいですか?

●キャリアビジョンを描けているか
●自社でどう努力していきたいと思っているか
●内定承諾する学生か
●早期離職のリスクはあるか

自分自身のキャリアビジョンを描けているか、入社後どう努力してくれそうかを確認することで志望意欲や早期離職のリスクを判断されます。

ポイント

実現したいことと意欲を添えて答えることがコツです。スペシャリストやマネージャー職などの目指すポジションについて話した方がよいでしょう。実現するためにどういう努力をしようとしているかもお話しましょう。

Q6: 最後に何か質問はありますか?

●意欲を知るため、「特にありません」はNG
●質問を用意していくのはマナー
●伝えるべきは「熱意」「人柄」

意欲を知るためですので「特にありません」はダメです。事前にいくつかを用意しておきましょう。

ポイント

仕事内容やキャリアアップについてなど、働く姿をイメージできる質問をしましょう。質問がないことは志望度が低いと思われますので、仕事についての具体的な内容について質問することで熱意をアピールすることができます。

少し質問の意図についてご理解いただけましたか?あなたの面接の成功をお祈りします!

最後に

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